- 2018/10/25
- Cybereason Inc.のリリース
サイバーリーズン、IoTエコシステム保護の開発に向けARM社と提携
※本報道資料は米国時間2018年10月17日にCybereason 米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
AIハンティングプラットフォームのリーディング開発ベンダーであるCybereason(以下、サイバーリーズン)は本日、何十億ものIoT(Internet of Things)デバイスをユーティリティとエネルギー、輸送・物流、および関連する建設業界も含む部門を越えて保護するためにArm社との戦略的計画を発表しました。ソフトバンク社の支援を受け、IoT向けのデバイスからデータ保護に至るまでの強力なソリューションを提供していきます。当社は、2035年までに、接続されている1兆個のデバイスを保護することを目指しています。
相互接続されるデバイスが急増したことで、非常に複雑化し、攻撃対象領域が拡大しています。接続されるデバイスの大幅な増加に伴い、サイバー攻撃による被害が急激に増大する可能性があります。
サイバーリーズンは、Arm® Pelion™ IoT Platformに保護、検知、およびレスポンスの層を重ねることで、エンドツーエンドのIoT接続性およびデバイスとデータの管理を実現し、企業が自社のIoTデバイスとデータの価値を引き出せるようにします。サイバーリーズンは、何十億ものデバイスがあるような規模においても、Arm Pelion IoT Platformによって管理されるIoTデバイスに対して、リアルタイムでAI脅威ハンティングと高度な振舞い分析を実施します。
Arm社IoT Services Group社長、Dipesh Patel氏は次のように述べています。「IoTデバイスが飛躍的に増加し、複雑化したことで、敵にとって新しい攻撃箇所が広がりました。サイバーリーズンおよびPelion Device Managementサービスとのパートナーシップによって、当社のお客様にIoT接続デバイスの通信パターン、振舞いとアクティビティの重要な可視性を提供し、悪意のあるアクティビティを発生時に阻止できるようにします。」
「今日、セキュリティはIoTにとって必要不可欠です。サイバーリーズンは、Arm社と密接に連携し、Pelion IoT Platformに可視性と攻撃レスポンス機能を追加できることをうれしく思います。我々の目標は接続された世界を守ることです。Armと協力することで、ビジョンを現実にして、すべてを保護する能力が促進されます。あらゆるデバイスがハッキングされる世界では、AIハンティングを使用した簡単に識別できるすべての脅威からの周辺保護と最も巧妙な異常なアクティビティの深度検知および改善を階層化したセキュリティ対策が必要です。」サイバーリーズンの創業者兼CEOのLior Divはこう述べています。
TechConでサイバーリーズンがIoTデモを実演
TechConでは、Armとサイバーリーズンが、住宅の照明、テレビ、ホームセキュリティシステム、および相互接続されたデバイスに電源を供給するスマートメーターに対する攻撃のシミュレーションのデモを行います。このシミュレーションでは、ハッカーは住宅のスマートメーターを足掛かりとして、他のデバイスを攻撃し、最終的には住居の電源と都市の送電を遮断します。
「Cybereason」の概要
「Cybereason」は、サイバー攻撃から企業や団体のシステムを安全かつ確実に保護するサイバーセキュリティ対策プラットフォームで、企業・団体内の膨大なデータをあらゆる角度から深く分析する機械学習エンジンとグラフ処理システムを構築、提供します。次世代アンチウイルス(NGAV)、ランサムウエア対策、悪意のあるPowerShellへの対策、EDR機能を搭載するフルスタックの振る舞い検知型ソリューションである「Cybereason」は、これまでにない脅威を可視化し、複雑化する高度なサイバー攻撃を阻止する力をお客さまへ提供します。