- 2018/03/14
- プレスリリース
SCSKが高度なサイバー攻撃の検知と対応のため約19,000台のエンドポイントに「Cybereason EDR」を採用
サイバー脅威の侵入を100%防ぐことはできないことを前提にしたセキュリティ対策を実現
AI(人工知能)を活用したサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」を日本市場向けに提供するサイバーリーズン・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、取締役 CEO:シャイ・ホロヴィッツ、以下「サイバーリーズン・ジャパン」)は、このたびSCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下「SCSK」)が高度なサイバー攻撃のリスクに対処し、侵入後の素早い検知と被害防止のため、次世代エンドポイント侵害検知・対処(EDR)ソリューションである「Cybereason EDR」を採用したことをお知らせします。
「Cybereason」は、エンドポイントの膨大なログデータを、AIを活用した独自のノウハウを用いて解析することで、サイバー攻撃の兆候をリアルタイムに検知し、企業や団体が抱えるサイバー攻撃対策の課題を解決する、エンドポイント・セキュリティ・ソリューションです。
SCSKは、自社やお客さまの重要な情報資産をサイバー攻撃の脅威から守るため、さまざまなセキュリティ対策を既に導入し、従来から強固な多層防御の体制を築いてきました。しかし、高度化する近年のサイバー攻撃は、守る側がどれだけ防御を固めても巧妙に内部へ侵入し、エンドポイント(パソコンやサーバー)まで到達してしまう可能性があります。このような脅威に備えるため、エンドポイント上で未知の脅威を検知・対処できるEDR(Endpoint Detection & Response)製品の導入検討を開始しました。SCSKは約19,000台にも及ぶパソコンとサーバーを運用していることから、製品の採用に当たっては、それら全てのエンドポイントの保護を可能にし、かつ、運用に負荷をかけず簡単に導入・展開できるソリューションであることが必要でした。
SCSKでは、複数のEDR製品の比較検討を行い、実環境で動作検証を行ったところ、「Cybereason」はエンドポイントやネットワークに掛かる負荷が極めて低いだけでなく、脅威検知のアラートが上がると、遠隔操作でエンドポイントをネットワークから隔離できるなど、即座に脅威に対処できる点や、サイバーリーズン・ジャパンが国内で提供するマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)を高く評価し、この度の「Cybereason EDR」の採用に至りました。
SCSKは2018年3月末までに全てのパソコンへのクライアントモジュールの導入を終えた上で、社内のサーバーへの導入を進め、EDRによるサイバー攻撃への防御体制を全社的に整えると同時に、今後はグループ会社への導入も検討しています。
また、SCSKはサイバーリーズン・ジャパンの販売パートナーとして、引き続き「Cybereason」の日本市場への展開を行っていきます。
■本事例の詳細
詳細は https://www.cybereason.co.jp/products/case-studies/scsk/ をご覧ください。
<サイバーリーズン・ジャパン会社概要>
社名: サイバーリーズン・ジャパン株式会社
設立日: 2016年3月9日
CEO: シャイ・ホロヴィッツ
所在地: 東京都港区東新橋1-9-2
資本金等: 4億円
株主: ソフトバンク株式会社、Cybereason Inc.
事業内容: セキュリティプラットフォーム「Cybereason」の日本市場での提供およびそれに付帯する事業
URL: https://www.cybereason.co.jp
<「Cybereason」の概要>
「Cybereason」は、エンドポイントの膨大なログデータを、AIを活用した独自の分析ノウハウを用いて解析することで、サイバー攻撃の兆候をリアルタイムに探知し、組織が抱えるサイバー攻撃対策の課題を解決する、クラウドベースのセキュリティソリューションです。これにより、昨今増え続ける多様な標的型サイバー攻撃やランサムウエアなどを、即座に検知・対処することが可能となります。「Cybereason」は、イスラエル国防軍の諜報部隊(Unit 8200)でサイバーセキュリティに携わったメンバーらによって開発されたソリューションで、サイバー攻撃の最前線で培ってきた創業者たちの実戦経験が製品に生かされています。