- 2020/12/25
- お知らせ
サイバーリーズン、サイバーセキュリティ脅威に対する顧客の防御力を高めるためにOracle Cloud Infrastructureを選択
※本資料は米国時間2020年12月21日にCybereason Inc.(米国本社)が発表したリリース文の抄訳です。
Oracleは本日、将来を見据えたサイバーセキュリティ業界のリーダーであるサイバーリーズンが、Cybereason Defense Platformを強化しグローバルな業務展開をサポートするための優先プラットフォームとして、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を採用したことを発表しました。両社の協力は、あらゆるエンドポイントにおいて、そして企業全体を通じて、高度なサイバーセキュリティ脅威から企業を守るための支援を行っています。
Oracle Cloud Infrastructureの持つグローバルなスケーラビリティ、高速性、マイクロ秒レベルのネットワーク遅延、そして低コストのメリットを利用することで、Cybereason Defense Platformは、高度な行動分析とディープなコンテキストに応じた相関分析を通じて、強力な脅威防御機能および脅威検知機能を提供できるようになります。
Oracle Cloudを採用することで、サイバーリーズンの顧客は、グローバルな規模でエンドポイントを保護するクラウドネイティブアーキテクチャを利用できるようになるほか、Oracleがサポートする業界標準のオープンソースツール(TerraformやAnsibleなど)を通じて迅速な導入が行えるようになります。
サイバーリーズンのCEO兼共同設立者であるリオ・ディブは次のように述べています。「当社はOracleとのコラボレーションを通じて、受賞歴のある当社の統合保護プラットフォームにおけるクラウドインフラストラクチャを強化できることを喜んでいます。当社がOracle Cloud Infrastructureを選択した理由は、そのセキュリティ第一主義のアプローチと優れたパフォーマンスにあります。また、Oracleとの協力により、当社のグローバルな顧客に対して比類のない可視性を提供できるようになると同時に、リスクを軽減することが可能となります。さらに、Oracle Cloudのグローバルなフットプリントを利用することで、サイバーリーズンは、規制やデータ主権に関する要件を満たした上で、より多くの場所で国内ホスティングを提供できるようになります」。
アラート中心のアプローチに依拠した他社のエンドポイントセキュリティソリューションとは異なり、サイバーリーズンのソリューションは、運用中心のアプローチを提供することで、セキュリティチームがアラートを追いかけるのではなく、攻撃者による悪意ある活動に関する可視性を自動的に確保できるようにします。また、サイバーリーズンは、20万台のエンドポイントに対して1人のアナリストという業界トップクラスを実現することで、企業のセキュリティチームによる運用効率の向上を可能にします。さらに、サイバーリーズンのソリューションは、脅威の検知と対応における効率を93%*1 改善できるほか、新たな脅威を数日ではなくわずか数分で排除できるようになります。
Oracle Cloud InfrastructureのエグゼクティブバイスプレジデントであるClay Magouyrk氏は次のように述べています。「この度、サイバーリーズンは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)を採用している企業のリストに加わることとなりました。OCIがそのグローバルクラウドフットプリントを通じて提供する業界トップクラスのセキュリティとコストパフォーマンスにおける優位性を理由として、OCIを採用する企業が増えています。OCIを採用することで、サイバーリーズンは、数千台ものエンドポイントを通じて脅威に対するインサイトを提供できるようになるほか、今日の最も悪質な攻撃の一歩先を行くことが可能となります」。
また、Oracleとサイバーリーズンは、ソリューションを共同で販売するためのパートナーシップ契約を締結しました。サイバーリーズンの主力商品であるエンドポイント保護プラットフォームは、オラクルの第2世代グローバルクラウドリージョン経由での利用に関して最適化されています。同ソリューションは、サイバーリーズンを通じて提供されるほか、Oracle Cloud Marketplaceでも提供されます。同マーケットプレースでは、顧客は利用可能なアプリケーションやサービスを検索することで、組織にとって最適なビジネスソリューションを見つけることができます。
*1 : https://www.cybereason.com/forrester-total-economic-impact-report
Cybereasonについて
Cybereasonは、エンドポイントから企業まで、そして攻撃が進むあらゆる場所にセキュリティを統合する、サイバー攻撃保護を提供するサイバーディフェンダーのリーダーです。Cybereason Defense Platformは、サイバー攻撃から企業や団体のシステムを安全かつ確実に保護するサイバー攻撃対策プラットフォームで、企業・団体内の膨大なデータをあらゆる角度から深く分析する機械学習エンジンとグラフ処理システムを構築し、提供します。次世代アンチウイルス(NGAV)や、ランサムウエア対策、悪意のあるPowerShellへの対策、EDR機能などを搭載するフルスタックの振る舞い検知型ソリューションである「Cybereason」は、これまでにない脅威を可視化し、複雑化する高度なサイバー攻撃を阻止する力をお客さまへ提供します。
Oracleについて
Oracleは、統合アプリケーションスイートを提供するだけでなく、Oracle Cloudを通じて、セキュアでかつ自律的なインフラストラクチャを提供しています。Oracle(NYSE:ORCL)の詳細については、oracle.comをご覧ください。