- 2021/12/16
- Cybereason Inc.のリリース
Cybereason XDR Powered by Google Chronicleの提供開始
IT環境全体からログデータを取り込んでサイバー攻撃を予測、検知、対応できる業界初のAI駆動型XDRプラットフォームを提供
※本資料は米国時間2021年12月13日にCybereason Inc.(米国本社)が発表したリリース文の抄訳です。
※Cybereason XDRは、オープンなXDRを実現するためにGoogle Cloud社と共同開発を重ねた結果、 Chronicleから独自環境(Cybereason データレイク)へ移行し、開発を推進することになりました。Googleとはアライアンスを継続し、Google Cloud Platform(GCP)をベースとしたXDRの開発を引き続き行います。
米国、マサチューセッツ州、ボストン(2021年12月13日) – サイバーリーズンとGoogle Cloudは、Cybereason XDR powered by Google Chronicleの提供開始を発表しました。このソリューションにより、企業のIT環境全体(エンドポイント、ネットワーク、アイデンティティ、クラウド、ワークスペースを含む)のログデータを解析し、これまでにない速さでサイバー攻撃の予測、検知、対応が行えるようになります。
サイバーリーズンのCEO兼共同創業者であるLior Divは次のように述べています。「サイバーリーズンとGoogle Cloudは、業界初の本格的なXDRプラットフォームを共同で提供することになりました。他のベンダーは、エンドポイントの拡張を行っただけで、それをXDRと呼んでいます。しかし、そのようなプラットフォームは十分ではありません。我々が提供するAI駆動型のXDRプラットフォームは、攻撃に関する統一的なストーリーを可視化するものであり、協調的な一連のアクションを通じて、将来のサイバー脅威を予測、予防することで、サイバー攻撃を阻止します」。
今日の環境では、インターネットに接続されているあらゆるものが企業や組織のアタックサーフェスの一部となり得ます。一方で、防御すべき組織側は現在行われているような複雑で悪意ある活動を検知して阻止するために、複数のサイロ化されたソリューションを利用することを強いられています。しかしサイバーリーズンが提供するAI駆動型のXDRプラットフォームを利用することで、高度な攻撃を予測し理解した上で、それを阻止できるようになります。同プラットフォームは、次のことを実現する業界唯一のソリューションです。
- 世界規模の保護:サイバーリーズンのAI駆動型XDRは、1週間に23兆件以上のセキュリティイベントを分析した上で即座に検知とインシデント対応を行う「Cybereason MalOp(悪意のある一連の攻撃)」と、IT環境全体からペタバイト級のデータを取り込み正規化する「Google Cloud Chronicle」が持つ比類のない能力を結合することで、世界規模の保護を実現します。
- 運用中心の検知と応答:企業のセキュリティ担当者は、個々のイベントに関して警告を受けるのではなく、あらゆるデバイス、ユーザーID、アプリケーション、クラウド環境における全体的な攻撃の進行状況を瞬時に把握した上で、それらの攻撃を即座に阻止できます。Cybereason MalOpが提供する自動化されたガイド付きの対応アクションを利用することで、企業や組織は、ヒューマンエラーを減らし、アナリストの能力を向上できるほか、競合ソリューションに比べて対応時間を10分の1に短縮できます。また、Google Cloud Chronicleを利用すると、アナリストは、インシデントに関するインテリジェンスを過去のデータに対してマッピングすることにより、自社環境におけるパーシステントな脅威を検知できるようになります。
- 攻撃者の行動を予測する:防御する企業側は、アラートを個別に対処するアラート中心のセキュリティアプローチから、一連のサイバー攻撃オペレーションを可視化し、対処するオペレーション中心の予測モデルへと移行できます。サイバーリーズンのAI駆動型XDRは、企業のIT環境全体(エンドポイント、ネットワーク、アイデンティティ、クラウド、ワークスペースを含む)のログデータを相関解析し、悪意ある行動の微妙な兆候を識別し、攻撃者が実行する可能性のある次のステップを予測することで、攻撃をプロアクティブに阻止します。
Google Cloudのゼネラルマネージャー兼クラウドセキュリティ部門バイスプレジデントであるSunil Potti氏は次のように述べています。「サイバーリーズンとGoogle Cloudは提携を通じて、クラウド規模でのスピードと有効性を実現するような共同サイバーセキュリティソリューションを企業に提供しています。Chronicleが提供する強力なデータ正規化およびルールエンジンとサイバーリーズンのMalOpエンジンを組み合わせた拡張されたXDRプラットフォームを通じて、企業や組織は悪意ある活動を自信を持って防御できるようになります。」
サイバーリーズンとGoogle Cloudは、エンドポイントから企業に至るまで、あらゆる場所においてサイバー攻撃を阻止するために、防御者と一丸となって尽力しています。
Cybereasonについて
Cybereasonは、エンドポイント、クラウド、企業のIT環境全体におけるサイバー攻撃を阻止するXDRプラットフォームを提供するサイバーセキュリティ企業です。
現代のランサムウェアや高度なサイバー攻撃手法に対して予測型防御、検知、対応を提供するのは、CybereasonのAI駆動型XDRプラットフォームのみで、「Cybereason MalOp™ エンジン」は、サイバー攻撃の影響を受けるすべてのデバイス、ユーザー、システムのログデータを相関解析し、比類のないスピードと精度でサイバー攻撃全体を可視化し、一連の攻撃の予測、検知、対応することができます。
Cybereasonは、XDRプラットフォームを通じて、企業・組織がより迅速で実用的なサイバー攻撃への意思決定をするためのサポートを行います。
Cybereasonはボストンに本社を置き、40カ国以上に顧客を持つ国際的な企業です。
- Cybereason およびCybereasonのロゴは、Cybereason Inc.の米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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