Glossaryサイバーセキュリティ用語集
調べたい用語の解説を「頭文字」からすぐに調べることができるサイバーセキュリティ用語集です。 調べたい用語の「頭文字」をアルファベットと日本語から探すことができます。
Hacker ハッカー
一般的に、損害を与えるためにコンピュータシステムに不正にアクセスする者と考えられているが、より安全なシステムやソフトウェアを開発するために侵入テストを行いその結果を公表する「ホワイトハットハッカー」と、ハッキングのスキルを悪用する「ブラックハットハッカー」の2つに分けることができる。
Hacktivist ハクティビスト
ハクティビストとは、政治的な動機で政府のWebサイトを狙うハッカーのこと。彼らは、個人である場合もあれば、政府のWebサイトやネットワークにアクセスすることを目的とした名もなきハッカーからなるグループである場合もある。ハッキングの専門知識を駆使し、情報システムを混乱させることにより、自らの「大儀」に注意を向けさせようとする。
Handshaking Procedures ハンドシェイク手順
2つの情報システムが互いに同期し、識別し、認証するために行う対話の手順。
Hardening ハードニング
「system hardening」とも呼ばれ、ホスト、アプリケーション、OS、ユーザー、物理レベル、およびこれらの間のすべてのサブレベルなど、さまざまな層でコンピュータシステムを保護することを指す。コンピュータシステムに対するリスクや脅威を必要な分だけ排除し、システム全体の安全性を高める。
Hardware ハードウェア
情報システムの物理的な構成要素を指す。
Heuristic ヒューリスティック
問題解決を迅速に行うために使用される手法の1つだが、必ずしも完全かつ最適、正確なものとは限らない。
Honeypot ハニーポット
コンピュータのポートのように見える1つまたは複数のネットワークサービスをシミュレートできるプログラム。セキュリティ目的で使用される。侵入しようとする攻撃者に対して、標的のシステムを脆弱に見せかけます。バックグラウンドでポートへのアクセス試行を記録し、攻撃者のキーストロークなどのデータも取り込むことができる。こうして収集したデータは、攻撃の予測や企業のセキュリティ向上のために活用できる。
Host ホスト
インターネット上の他のコンピュータと完全な双方向アクセスが可能なコンピュータ。または、Web サイトのページを1つ以上提供するWebサーバを搭載したコンピュータ。
HIDS (Host-based Intrusion Detection System) ホスト型侵入検知システム
オペレーティングシステムの監査記録の情報を使用して、侵入検知ソフトウェアがインストールされているホスト上で発生するすべての操作を監視するシステム。これらの操作は、事前に定義されたセキュリティポリシーと比較される。この監査証跡の解析では、侵入検知システムが利用する処理能力の増大により、システムに大きなオーバーヘッドが生じる可能性がある。そのため監査証跡のサイズとシステムの処理能力によっては、リアルタイムの分析能力が失われる可能性がある。
Hotfix ホットフィックス
重要なバグ修正を含む製品バージョン。特定の顧客または特定の製品ラインのみに提供される。
HTML (Hypertext Markup Language) ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ
ワールドワイドウェブ(WWW)のブラウザページに表示されるファイルに挿入されるマークアップ記号またはコードのセット。ユーザーにWebページを表示する方法をブラウザに指示する。
HTTP (Hypertext Transfer Protocol) ハイパーテキスト トランスファー プロトコル
ワールドワイドウェブ(WWW)の基盤となるプロトコル。インターネット上でのメッセージのフォーマットと送信方法、および各種コマンドに対するWebサーバとブラウザのアクションを定義している。
HTTP Proxy HTTPプロキシ
HTTPクライアントとサーバ間の通信を仲介するサーバー。
Hub ハブ
あるポートで受信したデータを、他のすべてのポートに繰り返し転送するネットワーク機器。あるホストから送信されたデータは、ハブ上の他のすべてのホストに再送信される。
Hyperlink ハイパーリンク
ハイパーテキストまたはハイパーメディアにおいて、他の場所にある関連情報を参照する情報オブジェクト(単語、フレーズ、画像など。通常は色や下線で強調されている)。リンクをクリックすると、リンク先の関連情報が表示される。
HTTPS (Hytertext Transfer Protocol Secure) ハイパーテキストトランスファープロトコル セキュア
URLの先頭(コロンの手前でアクセススキームあるいはプロトコルを指定する部分)に置かれた場合、セキュリティメカニズム(通常はSSL)によって強化された HTTP を使用することを指定する。