ランサムウェア攻撃は2018年前半に一旦大幅に減少したものの、その後の数年はすさまじい勢いで盛り返し、2020年はニューノーマルでテレワークが普及したことにより、その勢いはさらに加速し、日本の大企業の被害も大きく報じられています。また、ある調査では日本の組織の身代金の支払額が平均で1億2000万円を超えたという結果が出るなど、その被害はとどまる気配がありません。

昨今の攻撃者は、データを暗号化し身代金を要求するだけでなく、データを窃取し機密情報の暴露をちらつかせて金銭の支払いを要求するという「二重の脅迫」を行うなど、その手口は巧妙化・悪質化するとともに、ランサムウェア攻撃をクラウドサービスとして提供する「Ransomware As A Service（RaaS）」などの存在が確認されるなど、私達の取り巻くリスクは高まる一方です。

さらに、独立行政法人のIPAが毎年発表している『情報セキュリティ10大脅威』の最新のレポート（2021）によると、「ランサムウェアによる被害」は組織部門で1位（2020では5位）に位置し、組織を標的にしたランサムウェア攻撃にも警戒を促しています。

こうした状況を前にランサムウェアから自社の貴重な情報資産を守るには、私たちは一体どのような対策を講じればいいのでしょうか。本セミナーでは、最新のランサムウェア攻撃にはどのような特徴があり、どのよう脅威があるのかを解説し、それに対する効果的な対策をご紹介します。

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