日本の医療・健康の発展のカギを握るDXを促進する技術・制度改革を産官学の視点で展望する
医療におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)や医療情報の利活用は世界中で積極的に導入されていますが、日本では制度やインフラ、医療データの共有や活用に対する社会受容性などの様々な要因から、欧米よりも数年、数十年単位の遅れをとっていると物議を醸されてきました。

一方で、新型コロナウイルスの流行をきっかけに、オンライン診療の初診解禁や遠隔ICUの運用など、早急な進展と導入に期待が寄せられています。 日本は2020年9月の時点で65歳以上の高齢者が28.7%を占める、世界トップクラスの超高齢社会です。医療従事者の人手不足、医療費の高騰、地方間での医療格差など、課題が山積みとなっており、人々の健康課題や医療に対する新たなソリューション創出は不可避と考えられます。

本企画では、医療現場やデジタルヘルスにおけるデータ連携やデータ活用、クラウド、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)等といった最先端のデジタル技術の利活用について、産官学の専門家を登壇者に配置し、技術動向や制度・政策、事例を集約します。

本フォーラムを技術交流やその先の協業のきっかけとして活用いただき、日本の医療・健康分野におけるイノベーションや課題解決の一助となることを目的としております。

<サイバーリーズン講演 12:20~12:40>
ランサムウェアから医療を守る“いま” 必要なサイバー攻撃対策とは?

世界有数のランサムウェアグループから、日本の医療機関に対する攻撃が発生、そして実際にいくつか被害が報じられています。医療機関がランサムウェアの被害に遭ってしまうと、外来や診察、会計に至るまで影響が出てしまい、事業継続が困難な状態に陥ってしまう可能性があります。

こうした現状を踏まえ、昨今益々脅威を増しているランサムウェアから医療機関を守るためのセキュリティ・ソリューション“EDR”について紹介します。

<8/27 オンライン>メディカルDX・ヘルステックフォーラム 2022

開催日時:
2022年08月27日(土) 10:30-18:00
特設ページURL
https://academy.impress.co.jp/event/medical2022/index.html