- 2020/05/15
- プレスリリース
モバイルデバイス向けエンドポイントセキュリティ「Cybereason Mobile」を提供開始
モバイルデバイスにも対応し、企業のエンドポイントセキュリティを総合的にサポート
AI(人工知能)を活用したサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」を日本市場向けに提供するサイバーリーズン・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、CEO:アロン・ラスキン、以下「サイバーリーズン・ジャパン」)は、モバイルデバイス(iOSおよびAndroid™対応)向けのエンドポイントセキュリティ製品「Cybereason Mobile」を、2020年5月15日から提供開始しました。
サイバーリーズン・ジャパンは、「Cybereason」の製品ラインアップとして、AIを活用した独自のエンジンでエンドポイントの膨大なログデータを解析し、サイバー攻撃の兆候をリアルタイムに検知・対処する「Cybereason EDR」や、既知および未知のマルウエアやファイルレスマルウエアなどの侵入をブロックする次世代アンチウイルス「Cybereason NGAV」などを提供し、企業のパソコンやサーバーといったエンドポイントセキュリティ対策の強化を支援しています。
このたび新たに提供する「Cybereason Mobile」は、モバイルデバイスにおけるセキュリティの脅威を検知・対処することができる製品です。従来のエンドポイントセキュリティ製品との統合が可能なため、企業のエンドポイントセキュリティを総合的にサポートすることができます。テレワークを実施する企業やマルチデバイス環境を使用する企業は、「Cybereason Mobile」を併せて活用することで、業務で使用する各デバイスの安心・安全な利用が可能になります。
「Cybereason Mobile」の機能・特長
■モバイルデバイスの自動保護
「Cybereason Mobile」は、スケーラブルな軽量センサーを活用して、セキュリティの脅威に対する迅速な識別や対応措置、デバイス上の検知を行うことで、既知および未知のゼロデイ脅威によるインシデントの発生を自動で防ぎます。
■Cybereasonのクロス・マシーン相関分析(今後対応予定)
「Cybereason」のプラットフォーム上で発生する全ての脅威を関連づけることができます。これによりセキュリティアナリストは、機械学習アルゴリズムを用いた革新的なサイバー攻撃防御エンジンを利用し、異種の悪意のあるイベントを結びつけて分析することができます。
■アプリケーション、ネットワーク、オペレーティングシステム、デバイスレベルでの多角的な可視化
「Cybereason Mobile」は、モバイルデバイスに対する主要な攻撃の振る舞いを可視化し、それらを検知・対処することが可能です。正常な振る舞いや異常な振る舞い、悪意のある振る舞いなどのベースラインを生成し、アプリケーションやネットワーク、オペレーティングシステム(iOSおよびAndroid)、デバイスなど、幅広いユースケースの状況をリアルタイムで可視化できます。
■攻撃のライフサイクルの全フェーズでデバイスを越えた侵害を把握
「Cybereason Mobile」の検知手法は、MITRE ATT&CK®i;(マイター アタック)※のライフサイクルフレームワークと連携しています。そのためセキュリティアナリストは、従来のデバイスとモバイルデバイスで異なる攻撃者の振る舞いを、一連の悪意のある攻撃(Malop™)として認識し、対処することができます。
■Cybereason Mobile MDR(Managed Detection and Response)
「Cybereason Mobile MDR」は、侵入した脅威をいち早く検知し、被害を受ける前に対処するための、マネージド型のモバイル脅威防御サービスです。リアルタイムの防御から、セキュリティ侵害の完全な調査、システム構成およびポリシー管理まで24時間365日対応し、企業のセキュリティアナリストやシステム担当者をサポートします。
「Cybereason Mobile」の詳細およびお問い合わせは、こちらをご覧ください。
サイバーリーズン・ジャパンは、今後もますます巧妙化・多様化するサイバー攻撃に対して、「Cybereason EDR」や「Cybereason NGAV」、マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)、そして「Cybereason Mobile」を組み合わせた次世代エンドポイントセキュリティソリューションを提供することで、お客さまのシステム環境における高い投資対効果とセキュリティ対策強化の実現を支援していきます。
※ MITRE ATT&CKとは、米国政府の支援を受けた非営利の研究団体であるMITREが、サイバー攻撃の手法や技術を分析し、攻撃のライフサイクル別に体系化したフレームワークのこと。
<サイバーリーズン・ジャパン会社概要>
設立日:2016年3月9日
CEO:アロン・ラスキン
所在地:東京都港区東新橋1-9-2
資本金等:4億9千万円
事業内容:サイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」の日本市場での提供およびそれに付帯する事業
URL:https://www.cybereason.co.jp
<「Cybereason」の概要>
「Cybereason」は、サイバー攻撃から企業や団体のシステムを安全かつ確実に保護するサイバー攻撃対策プラットフォームで、企業・団体内の膨大なデータをあらゆる角度から深く分析する機械学習エンジンとグラフ処理システムを構築し、提供します。次世代アンチウイルス(NGAV)や、ランサムウエア対策、悪意のあるPowerShellへの対策、EDR機能などを搭載するフルスタックの振る舞い検知型ソリューションである「Cybereason」は、これまでにない脅威を可視化し、複雑化する高度なサイバー攻撃を阻止する力をお客さまへ提供します。