CASE STUDIES
導入事例
導入事例:株式会社グローバルネットコア
<中堅企業向け>ITプロフェッショナルが選ぶEDRで実現する”確実なリスク管理”
新潟県新潟市に本拠を構える株式会社グローバルネットコア(以下、グローバルネットコア)は、ネットとWebの技術に特化して地域の企業にITソリューションを幅広く提供しているSI企業です。
DX時代の事業を加速するクラウド活用、高品質なインフラサービス、オーダーメイドのWebサイト制作/システム開発、さらには充実した運用・保守のすべてを一気通貫で提供しており、クラウド活用についてはAWS (Amazon Web Services)の新潟県内初のパートナー企業認定を取得しています。
株式会社グローバルネットコア
- 概要
- 1998年4月1日設立
従業員数 96名(正社員)※2022年4月1日現在
世界的なインターネットやWebの発展とともに、インターネット技術に特化したITソリューションカンパニーとして、ネットとWebに関わる幅広いサービスを展開。
- 対象エンドポイント数
- 約140台
- 導入製品・サービス
- Cybereason EDR Core
侵入後のセキュリティ対策強化のため、EDR導入を検討
そんな同社では近年、セキュリティ関連のソリューションに特に力を入れているといいます。その背景について金子氏は次のように話します。「近年、お客様の間でも情報セキュリティに対する意識が高まりつつあり、実際に多くの引き合いをいただくようになりました。また弊社自身も、お客様にセキュリティソリューションを提供する立場でもあることから、自社のセキュリティ対策をより一層強化する必要性を感じていました」特に近年猛威を振るうランサムウェアに関しては、社内でも対策強化の必要性を指摘する声が上がっていました。
もともと同社ではサイバー脅威の侵入を防ぐための対策には力を入れてきましたが、本間氏によれば万が一侵入を許してしまった後の検知・対処については若干手薄な面があったといいます。「ランサムウェアの侵入を防ぐだけでなく、万が一侵入・感染してしまった脅威をいち早く検知し、適切な対処をいち早く講じる必要性を強く感じていました。そこでさまざまな対応策を検討した結果、EDR製品の導入が最も効果的であろうとの結論に至りました」
早速EDR製品に関する情報収集を始めましたが、とある展示会で目にしたサイバーリーズンの「Cybereason EDR」について調査を進めたところ、自社のニーズに見事に合致する製品だったと本間氏は話します。「日本国内で最も多くの実績を持ち、安心して導入できそうな製品だと感じました。また機能面においても、管理コンソール画面の可視性や操作性に非常に優れており、脅威を検知した後の対応イメージもとても理解しやすい印象を受けました」
またちょうどそのタイミングで、もともと取引のあったべンダーからサイバーリーズン製品の紹介を受けたこともあり、他製品との比較検討もそこそこにCybereason EDRの導入を決断しました。
株式会社グローバルネットコア
常務取締役
金子 康行 氏
EDR導入によって得られたのは、リスク管理への絶大な安心感と自信
同社がCybereason EDRの導入を決めたもう1つの大きな理由が、自社の顧客企業に対しても安心して提案できるソリューションだと判断したことがありました。「Cybereason EDRは自社のニーズに合致した製品だったというだけでなく、お客様にとっても非常に有効なソリューションであると感じました。そこでまずは自社で導入し、自らその有効性を検証して導入・運用のノウハウを蓄積することで、お客様に対しても自信を持って提案できると判断しました」(金子氏)
こうして同社はCybereason EDRを導入し、2022年2月からまずは一部の部署で利用を始めました。その結果、極めて安定的な運用が確認できたため、段階的にその利用範囲を広げていき、同年4月には全社のエンドボイントに導入するまでに至りました。その後現在に至るまで、既存業務に影響を与えることなく安定して運用できているといいます。幸いなことに今のところCybereason EDRが深刻な脅威を検知したことはありませんが、ランサムウェアなどの最新の脅威から自社システムを確実に守れているという安心感は何物にも代えがたいと本多氏は話します。
「EDRの導入によって『リスクをきちんと管理できている』という安心感を得られたのは、とても大きいですね。また自社で導入して効果を実感できたことで、お客様にも自信を持ってCybereason EDRをお勧めできています。その結果、実際に商談が成立して売上げを上げることができました」
(左)株式会社グローバルネットコア ソリューション営業部 営業課 課長 本間 孝二 氏
(右)株式会社グローバルネットコア ソリューション営業部 営業課 係長 本多 貴義 氏
EDRの有効活用で更なるセキュリティ強化を
現在同社では、Cybereason EDRの導入とあわせてランサムウェアの感染を想定したインシデント対応訓練や、対応手順・フローの見直しなどを行っています。今後はCybereason EDRを有効活用しながら、自社および顧客の情報システムをサイバー脅威のリスクからしっかり守っていきたいと金子氏は話します。
「Cybereason EDRが持つポテンシャルを引き出していくためにぜひ製品の更なる使い勝手の向上や、弊社の主な顧客層である中堅企業向けのポートフォリオの拡充などを期待したいです」
Benefits
Cybereason EDR Core 導入効果・利点
- 使い勝手に優れ、瞬時に状況の把握が可能
- 確かな実績と有効性でリスクを確実に管理
- 自社での効果を実感し、お客様にも自信を持って推奨できる
Q&A
EDR導入の決定はどのようなプロセスで行われましたか?
ランサムウェア対策を練る過程において、侵入を検知したりその対処を行う手段を検討する中で「やはりEDRを導入すべきだ」という結論に至りました。
EDR導入に当たり、経営陣をどのように説得しましたか?
今日のセキュリティリスクへの対策として極めて有効なこと、導入コストとのバランス、さらにはお客様に販売する商材としての有用性を説明して理解を得ました。
Cybereason EDRに期待する新機能などはありますか?
インシデント対応の訓練などを行う際、擬似的にアラートを発生させるような機能があると、より有効性のある訓練が可能になるのではと考えています。
課題と導入の効果
- Beforeサイバー脅威に感染した後の事後対策が課題であった
- AfterEDRの導入により侵入したサイバー脅威を迅速に検知できるようになった
- BeforeSI企業として、自社でのインシデント発生は防ぎたかった
- Afterリスクをしっかり管理できているという安心感が得られるようになった
- Before自社の顧客に提案しやすいセキュリティソリューションを模索していた
- After自社で効果を実感したことで顧客にも自信を持って提案できるようになった