医薬品・化学製品の機密情報や
生産ラインを標的とした
サイバー脅威からの保護

製薬会社や化学メーカーにおいて、医薬品・化学製品を開発する研究機関や工場を標的にしたサイバー攻撃が急増しています。例えば、新型コロナウィルス感染症のワクチン開発をはじめとする新薬の開発競争が激化し、その研究情報を盗み取るサイバー攻撃もその一つとして言え、サイバー攻撃によって工場が稼働停止に追い込まれてしまい、工場の復旧やセキュリティ対策などの対応によって、流通に影響を及ぼしたことにより販売損失を被ってしまった事例もあります。

このような悪質なサイバー攻撃を展開する脅威グループにとっては、製薬会社や化学メーカーが保有している製品開発や顧客に関する情報資産は非常に価値があり、金になる情報を窃取できる業界として標的にされています。

製薬・化学業におけるサイバーセキュリティの課題

製薬・化学の組織はオフィスや工場など、多拠点に展開していることが多く、設置・導入されているセキュリティ対策に差がある場合があります。攻撃者はセキュリティが手薄な拠点や、脆弱性が内在するゲートウェイ、テレワーク端末など、侵入できる攻撃ポイントを常に模索しており、一箇所でもセキュリティホールを見つけさえすれば、企業のネットワーク内部へ侵入することができます。

従来のセキュリティソリューションでは検知できない巧妙なサイバー攻撃が増加しており、さらに高度化する脅威から大切な情報資産を保護するためには、従来型のセキュリティソリューションでは防ぎきれない攻撃を、確実に「検知」し、素早く「隔離・対処」することが重要です。

SOLUTION

製薬・化学業向けソリューション

サイバーリーズンは、製薬会社や化学メーカーを標的にした巧妙なサイバー攻撃から研究情報やシステムを保護し、生産ラインを止めないセキュリティソリューションを提供します。サイバーリーズンのディフェンスプラットフォームは、グローバルに展開して多拠点に端末が分散している場合でも一括で監視することが可能で、企業を横断するような一連の攻撃の全体像分かりやすく可視化するため、素早く状況を把握し、対応策を検討することができます。そして、複数端末に影響が及ぶ攻撃に対してリモートでまとめて対処することが可能です。

また、サイバーリーズンは各種セキュリティサービスも用意しております。お客様のセキュリティチームの一部として機能する24時間365日の脅威監視サービスや、専門チームによるインシデント対応サービス、企業内の安全性をチェックできるセキュリティヘルスチェックサービスを提供します。サイバーリーズンはお客様のサイバーセキュリティ戦略パートナーとして、日常的な運用支援からインシデントの収束まで、リスクマネジメントを支援します。

お客様の声

お客様の声:富士製薬工業株式会社

富士製薬工業株式会社

経営管理部 経営管理グループ システム統括課 リーダー 早川 健 氏

「毎朝Cybereason EDRの管理コンソールを開いて、脅威が発生していないかチェックするのが日課になっていますが、幸いこれまでは軽度のアラートしか検知されていません。その具体的な内容もサイバーリーズン社のMSSの担当者が詳しく教えてくれるので、とても安心感があります」

導入企業

<8/25 オンライン>サイバー攻撃デモ&ハンズオンセミナー